Meet the NGF with 小暮浩史
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どうもこんにちは!NGF代表の生田Pです。夜公演に出演するゲストにインタビュー!題して「Meet the NGF」。このインタビューは8月28日に行われるNGFにて配布される小冊子に掲載予定です。この記事ではそんなインタビューをチラ見せします!今回は小暮浩史さんです!
まずは小暮さんの最新の映像を!
流麗且つ力強い。説得力のある素晴らしい演奏ですね。最近カメラにもハマっている小暮さんは映像もとても綺麗で面白いです。
それではインタビュー開始!
生田(以降P):小暮さん、こんにちは。今回はインタビューお願いします。今日は沢山の輝かしい経歴を持つ小暮さんに聞いていきたいと思います。よろしくお願いします。
小暮(以降K):よろしくお願いします!お久しぶりです。なんでも聞いてください。でもその前に一ついいですか?
K:「小暮さん」やめましょう(笑)。「小暮」でいいですよ。ご存知ない方もいらっしゃると思うので説明すると、そもそも生田さんと僕の関係は、早稲田大学時代の先輩と後輩なんです。僕が大学入った時に生田さんは先輩だったので生田さんに「さん」付けされるとなんか痒い感じがするのでここでは「小暮」でいきましょう。
P:では小暮でいこうかw。東京国際とかヴェリア国際コンクールとか様々なコンクールで素晴らしい成績を収めている小暮のことを皆さんに1行で伝えるとするとズバリ「最短距離の男」というイメージがあるんだよね。
K:それはまた面白い表現ですね。伸び率が最短とかではないですよね(笑)
P:最短距離というのは大学生でクラシックギター始めて3年半で東京国際ギターコンクールに入賞して、さらに10年後には優勝したということを表してみるとそうなるかな、と。ちなみにクラシックギターの前にはアコースティックギターだったかな?ギター自体を始めたきっかけは?
ギターを始めたきっかけは?
K:高校1年生の時に押尾コータローさんがインストゥルメンタル(楽器だけの音楽)のジャンルをテレビで派手に弾いてるのを観て、そこで「カッコいいな」と思って。あと、父も兄もギターを弾いていたので家にギターがあって、それを引っ張り出してあれこれ見様見真似で独りで叩いたり、弾いたり、そんな感じで始めました。
P:何か具体的に弾きたい曲はあったの?
K:押尾さんのアルバムに入っている「戦場のメリークリスマス」がどうしても弾きたくてその楽譜を買ってタブ譜を見て取り組んだりしました。ただ当時は変則チューニングで弾くことも知らなくて、弾いてみて「なんか違うぞ」ってなったんですよ(笑)。楽譜の始めに小さく調弦の指定が書いてあるんですがしばらく経ってからそこに気付きました。
P:最初から変則チューニングというのも中々クレイジーだよね。すごく直感的にギターに向かっている感じだね。それにしてもチューニングに気付けたことも中々運が良かったかも。知らなかったらずっとおかしいままになるという。。
音感を身につけたのは幼少期
K:その点で言えば、確かに音感があったのは本当に運が良かったです。なんか音が違うな、と気付けたのは幼少期に物心つく前からピアノ教室に通っていて、むしろ通わされていたような感じなのですが、おかげで音感は多少身につきました。あとはタブ譜に対する知識も無いのでタブ譜を開いて、テレビの映像を思い出して、CD聴いて、とにかく最初は感覚的に弾いてました。高校では軽音部にも入っていてギターではなくキーボードでコード伴奏とかしてました。部活のバンドではキーボード、終わってから1人でギターをやる。みたいなルーティンでした。部室も使えたのでそれも良かったですね。
アコギからクラギへ。
P:なるほど、そこから大学入ってクラシックギターに転向?
K:そうですね。最初大学に入った後に押尾さんとかアコギのインスト系のサークルを探していたんですけど当時まだやはりジャンルが新しかったのでその専門のサークルは無かったんですよ。それでどこかあるかなと思って探していたら「ギターソサエティー」というサークルがあってそこの紹介文に「エレキでもフォークでもクラシックギターでもなんでもござれ!」って書いてあったんですよ。実際そこの部室に行ったら先輩で押尾さんの曲弾いている先輩もいて、そこなら「やりたいことができる!」って思ったんですね。無事にそこに入部して、6月に演奏会があって。そしていざそこに出るってなった時に当時の部長が「いやいや演奏はクラシックギターじゃないと」みたいな感じで(笑)
P:見事にハメられたわけですね(笑)でもそこでクラシックギターにハマっていったわけですか。
K:そうそう、それからちょっとして生田さんに会いましたね。当時生田さんはコンクールなんかも入賞してて、「ちょっと教えてくださいよ」みたいなノリでね。そこから色々生田さんには教わりましたね。
P:一緒に踊ったり、基礎練したり、ノリ主体のレッスンだったよね。でもそのあと私が留学することになって自分が習っていた高田元太郎先生のレッスン枠が空いたんだよね。そこに小暮が入って。高田先生のレッスンは超人気で中々枠が無いからすごくタイミングが良かったよね。そこからぐんぐん伸びてあっという間に国内コンクールを荒らし(笑)。荒らしまくり。でも実際に迷ったでしょ?ギターの道か、就職するか。我々は一般大学だし、特にね。
数々のコンクールに賞を獲る。しかしその先には苦悩も。
K:そうですね。大学3、4年の頃にはいくつかコンクールで賞を頂いていたのでギタリストにはなりたいなと思っていたし、留学もしたかったし、そういうビジョンはありました。でも当時はどこかその辺りの気持ちを押し殺して生活していました。就職活動も一応しました。とはいっても合同説明会行っただけ(笑)。説明会は行ったものの途中で「うーん」て思ってその後すぐに部室行って結局ギター弾きましたね。結局大学は卒業してそこから…。
その後どの様にしてクラシックギタリストになったのか?続きはNGFで!
という訳で小暮さんのギターを始めたきっかけなど聞いていきましたがこの続きはまたNGFで配られる小冊子にて!もちろん演奏も楽しみです!!
小暮浩史さんのyoutubeチャンネルもぜひご覧ください!