• ギターの魔法使い、ルカシュ・クロパチェフスキが日本にやってくる? | 名古屋ギターフェスティバル

    ギターの魔法使い、ルカシュ・クロパチェフスキが日本にやってくる?


    演奏を聴く 

    皆さんこんにちは!生田Pです。さあ今年も開催される名古屋ギターフェスティバル2025のメインゲストにはルカシュ・クロパチェフスキが登場!

    今回のゲストはどんな人?

    クラシックギターと聞くと、「静かで優雅」「夜にワインを飲みながら聴くもの」…そんなイメージを持っている方も多いはず。ところが、ポーランド出身のクラシックギタリスト、ルカシュ・クロパチェフスキ(Łukasz Kuropaczewski)は、その固定観念をスパーンと粉砕します!!ヨーロッパやアメリカの名門ホールでスタンディングオベーションを巻き起こし、ワシントン・ポスト紙からは“クラシックギター界のメガスター”と評されました。日本ではまだ知る人ぞ知る存在ですが、その存在を知った瞬間、あなたはもう彼の魔法にかかってしまうはず。

    まずは演奏をどうぞ!

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    この『アストゥリアス』はよく聴く定番曲のはずなのに、彼が弾くと“知らない曲”みたいに新鮮に響くのが不思議ですよね。情熱的なのに一本調子じゃなくて、繊細さとユーモアまで色々な感情が画面越しに伝わってきます。そしてライブ映像でこの完成度。ギターが魔法をかけられて生きてるような不思議な感情に駆られますね。最後の会場の湧きっぷりがすごい。

    簡単にプロフィールを紹介!

    ルカシュは、ポーランドの古都グニェズノに生まれ、幼少からギターを始める。その後、名教師ピオトル・ザレスキに師事し、さらにアメリカの名門ピーボディ音楽院で巨匠マヌエル・バルエコに学ぶ(ギター界のエリートコースですね)2008年にアーティスト・ディプロマを取得。若くして国際的な舞台に飛び出しました。これまでにロンドンのウィグモア・ホール、アムステルダムのコンセルトヘボウ、モスクワのチャイコフスキーホール、ニューヨークのカーネギーホールといった、ギタリストなら誰もが憧れる殿堂でリサイタルを開催。国際的な音楽祭にも引っ張りだこで、彼の名前を知らないクラシックギター関係者はいないと言えます。ちなみに生田Pは音大生時代にヨーロッパで何度か彼の演奏を聴いていますがその時から異次元の上手さでした。世代同じなのにすでにゲストとして出演とか別格でしたよ。

    さらに教育者としても精力的に活動しており、現在はポーランド・ポズナン音楽アカデミーとオーストリア・グラーツ芸術大学で教授として後進を育成。アメリカでもペンシルベニア大学で教鞭を執った経験があり、まさに“国境を越えて活躍する教育者”の一面もある(ちなみにレッスンめっちゃ良いですよ。この人の言うこと聞いたら100%上手くなる)。そしてポーランド文化省からは「文化功労メダル」を授与されており、母国の誇る音楽家としても確固たる地位を築いています。

    彼の音楽性や魅力とは?

    彼の演奏は、ただ“上手い”では終わらないこと。でしょうね。一本のギターが、まるで語り手のようにまとう物語を奏でる…そんな響きがあります。気づけば聴衆は音の渦に引き込まれ、夢中になる。自分にはとことん厳しいが、人にはとても気さくに話しかける。そんな性格からかシリアスな中にもどこか茶目っ気が垣間見える。“ギターの魔法使い”であり、“エンターテイナー”でもある。古典から現代作品、さらに世界初演など新作にも果敢に挑む姿は、まさにギター界の冒険者。「誰もやらないなら僕がやろう」と言わんばかりの挑戦心で、楽器の可能性を軽やかに広げていく姿勢はNGFのゲスト像にもぴったりなのです。

    日本で無名な理由

    「こんなに凄い人なのに日本ではまだ知られていないの?」と思ったあなた、その感覚こそがチャンスの証。彼の演奏や教育への姿勢は、日本のギター界への新しい刺激となるに違いありません。なぜ知られていなかったのか。多分その理由があるとすれば「たまたま彼のプロモーターが日本に居なかっただけ」だと思います(あとギャラが結構高い)。今回NGFがコンタクトをとったきっかけは今や日本でもお馴染みとなった世界的人気ギタリストのガブリエル・ビアンコの紹介でした。またあれです。恒例のNGFテレホンショッキング(世代)。

    ガブちゃん
    「ヘイ、ナオキ!ルカシュって知ってるか?」

    生田P「わかるわかる、あの熊みたいなめっちゃ上手いヤツだよね?一回呼びたいんだよね」

    ガブちゃん
    「今隣に居てさ、話す?結構良いヤツでさ。日本にもいつか行きたいみたい」(多分飲んでる笑)

    生田P「ええね!ヘイ、メーン!ワッツアップ、バディー!」

    ルカシュ・ガブちゃん「ヘーイ!」

    (・・・その後盛り上がる)

    生田P「では再来年来て、くれるかな?」

    ルカちゃん「いいとも!!」

    と言う具合で2年前に来日決定!!


    もちろん条件とかゆっくりその後詰めつつ、2年間の準備期間を経ていよいよ今年来日となったわけです。無名だけど本当に素晴らしいんです。NGFは嘘つかないよ!是非この才能をお見逃しなく!!
    彼の演奏は名古屋(9月20日)と東京(9月23日)で聴けます。精巧でダイナミックな演奏が楽しめるステージになること間違いなしです 。是非会場で“リアルな魔法”を体感してみてください!

    さあ、言ってみよう!

    「ルカシュ・クロパチェフスキ!!」  

    なんだか心なしか名前も魔法みたいに聞こえてくるではないか。

    チケットはこちらから!

    名古屋ギターフェスティバル2025」の名古屋公演と東京公演のチケットは下記リンクから!(チケット販売サイトSTORESへ)

    チケットサイト
    https://nagoyaguitarfes.stores.jp

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