• NGF名古屋公演メンバーをご紹介! | 名古屋ギターフェスティバル

    NGF名古屋公演メンバーをご紹介!


    お知らせ 

    みなさん、こんにちは。久々の登場!ゆきマネです。

    今回は2/18(土)に名古屋市桜山にあるHalle Rundeにて開催される”名古屋ギターフェスティバル 2023”の出演者の方々を紹介していきたいと思います。1部では「地元ギタリスト達の競演!」ということで東海地方を中心に活動をしている地元のギタリスト達が出演します。個性溢れるメンバー達ですがまず最初にみなさんの簡単なプロフィールからご紹介。

    驚きのエモさ!主催者自ら演奏という漢気。

    生田直基:言わずと知れた(?)NGF主催者。自称日本一というコネクションの多さで国内外のアーティストを名古屋に招聘する。自身の演奏活動も積極的に行い、名古屋市を中心としてコンスタントに演奏をしながら後進の指導も行う。早く次の後継者が欲しいところだがなかなか難しいため孤軍奮闘(自ら追い込む)している。演奏はきちんとする。中部日本ギター協会副会長。トリニティ音楽院国際演奏家課程修了。詳しくはHPで!

    名古屋から世界へ羽ばたけ!注目の凄腕。福山日陽

    福山日陽:名古屋市立菊里高校2年生。8歳よりクラシックギターを始めた。第28回名古屋ギターコンクール第1位。第39回スペインギター音楽コンクール第2位。第45回ギター音楽大賞・大賞部門第1位。第44回ジュニアギターコンクール・高校生の部第1位及び最優秀賞。第1回名古屋国際ギターコンクール第1位。第53回クラシカルギター・コンクール第3位。第66回九州ギター音楽コンクール第1位。今回最年少での出演

    笑顔で乗り切る!どこか落ち着くこの2人。デュオグラッチオ(伊藤兼治・高須大地)

    伊藤兼治:名古屋を拠点にソロ演奏の活動、様々な室内楽との共演を積極的に行っている。2018年にはソロアルバム「ミ・コラソン」を発売。ミューズ音楽館池下校講師。現在、中部日本ギター協会の会長を務めギターコンクールの実行委員長、審査員としても活動中。

    高須大地:2010年第18回山陰ギターコンクール第1位。2011年、第38回日本ギターコンクール第2位。同年「新進芸術家ギタリストの饗宴」に出演。演奏活動の傍ら後進の指導に勤めている。ヤマハ音楽振興会認定PMS講師。刈谷音楽協会理事。日本ギター連盟正会員。

    天上の響きを体感!美しき2人の甘い響き。デュオ・エクイノックス(山口美夕鶴・アレクサンドル・ガラガノフ)

    山口美夕鶴:三重県桑名市出身。名古屋音楽大学大学および大学院修了。その後、スイスのローザンヌ高等音楽院演奏学科修課程を修了。最優秀の成績で卒業するなど、華麗なキャリアを持つ。在学中から多数の演奏会に選抜出演し、現在はソリスト、室内楽奏をはじめ、オーケストラでも活躍している。また「みゆづバイオリン教室」を運営し、後進の指導にも力をいれている。

    アレクサンドル・ガラガノフ:ロシア(クラスノヤルスク)出身。スイスのローザンヌ高等音楽院演奏学科修課程を修了。最優秀の成績で卒業。2010年に来日以降も東京国際ギターコンクールをはじめ多数のコンクールに出場し入賞をはたす。現在、日本国内において、ソリスト、室内楽奏者として活動している傍ら「アレクサンドルギター教室」を運営し、ロシアの音楽教育を基にした教授活動も積極的に行なっている。

    個性派揃いの名古屋公演。メンバーにインタビュー!

    さあ、以上の4組が名古屋公演ではそれぞれの持ち味を存分に発揮して参ります。ここからは皆さんにインタビューをしていきたいと思います。よろしくお願いします。

    –さて今回の皆さんの選曲についてですが、聴きどころを教えてください。

    福山:僕が選んだ曲は「3つのスペイン風小品 / J.ロドリーゴ」です。軽快なファンダンゴのリズムや情熱的な表現が聴きどころです。スペイン的な乾いてパリッとした感じや、色気のある旋律を楽しんでいただけるよう、頑張って弾きます。

    –なかなかがっしりとした素晴らしいプログラムですね。日陽くんのフレッシュな演奏を楽しみにしています。

    伊藤:今回はデュオでバッハの「イギリス組曲 第3番 BWV808 よりプレリュード、アルマンド、ドゥーブル」を演奏します。2人の演奏を聴いていただいた方からよく、「音色が似ている」「音量バランスが良い」などとよく言っていただけます。個性のぶつかり合い、ギターバトルのような演奏も楽しいですが、今回のバッハは鍵盤を左右の手で奏でているように演奏したいです。

    高須:ギターソロで弾くのはおそらく不可能な曲ですが、2重奏でならできてしまう。一体感を生む二人の掛け合いが聴きどころです。撥弦楽器としてよりクラヴィーアに近いイメージで聴けるのではないでしょうか。

    –ありがとうございます。(ク、クラヴィーアってなんだろう?…と思ったら鍵盤楽器のことらしい)。とにかく2人の音色がひとつになって自然と音楽になる。そんな良さがありますね。

    生田:私はソロで「カタロニア奇想曲」を弾きます。もはやスタンダードになりつつあるこの曲ですが、私が思う聴きどころとは難しい話を抜きにすると最初の2小節です。”レとラ”の2音しかありません。そんなシンプルな音でこれから始まる叙情的な世界観をどう届けるか、という事に全力を注いで行こうと思っています。

    –本当に綺麗な曲なので楽しみにしています。(まだ練習してるの聴いたことないな笑)

    山口、アレクサンドル:G.スヴィリードフの作曲した「吹雪」プーシキンの物語への音楽の挿絵より第2曲 ワルツ。そして宮城道夫の作曲した「春の海」を演奏します。短い時間の中に日本とロシア音楽の魅力をギュッと凝縮したいいとこ取りプログラムをお楽しみに!

    –ありがとうございます!2人の美しい音色が楽しみです。

    NGFでの思い出について

    –まずNGFは何回目?また今までの思い出はありますか?まずは日陽くんから!

    福山ソロで出演するのは今回が初です。今までは、合奏で参加したり聴衆として参加したりしていたNGFファンだったので、ソロで出演できてとても嬉しいです。初めてのNGFの参加は、小学生の時伊勢の合宿でした。朝から夜までギターづくしで、たくさん刺激を受けました。夜寝る時にオバケが怖くて、伊藤先生と同じ部屋に泊まらせていただきました(笑)講師の方と一緒にお風呂に入れたのもいい思い出です。

    –懐かしいね!みんなでご飯食べたり、朝練したり、毎晩コンサートもあって豪華だったよね。伊藤さん、高須くんは?

    伊藤:有難いことに第一回目から出演させていただいているレアキャラです。ゲストの若きマエストロ達と一緒に演奏出来たことが1番の思い出です。

    高須:これまで参加させていただいたのは5回で、今回が6回目です。2019年のギター合奏は思い出深いです。練習からみんなで作り上げて、本番で頂点を迎えるので楽しかった。あと、演奏直後に伊藤さんとマック行ったことかな。

    –ホッとするとマック行きたくなるよね。今回の会場の近くにはマックあったかな…。NGFは海外からのゲストも皆若手が多いですね。皆上手くて皆人柄がいいから私自身はギタリストって皆いい人になってる笑。では生田Pは?

    生田:何回目?と言われると、私は主催者ですのでフル参加です笑。昨年度NGF自体のお休みがありましたが、今回の東京公演も含めると名古屋が10回目の公演となりますね。先日の記事でも触れましたが、企画というものは当日だけではなく準備期間がとても長いものです。練習時間の確保は全ての準備ができてからになります。「主催者自ら演奏する!」というのは「自分がギタリストでなくなったら出演者の気持ちもわからないしロクな企画もできへんでしょ」というポリシーによるものなのですが、本当にバランスが難しく、あまりのプレッシャーに涙する時もあったりしました。思い出は、たくさんありすぎて絞れませんが、敢えて上げるなら日本未紹介のゲストが来た時ですかね。彼らはやはり会った瞬間から「必ずやってくれる」と確信できるものを感じることができる、嫌味なく自信を感じさせるギタリストに出会うその瞬間がたまりません。

    –もういつも必死だもんね。よく頑張っていると思いますよ、本当に。みゆづさんとアレックスは??

    山口、アレクサンドル:NGFが開催されている年には必ず会場に足を運びました!が、デュオ・エクイノックスとして演奏させていただくのは、今回で2回目かな。アレ3回目?!でも、アレクサンドルはソロやギターアンサンブルで何度もお邪魔させていただいています。出演しない年でもなぜか気合を入れてNGFに参加しているので、気分は全出演です(笑)・・・・NGFが終演するたびに「今年は!すばらしかった!」と毎回思ってしまうので、思い出は常に更新中です。が、やはり、第1回目の「ギターフェスティバルが名古屋で?!」と思ったトキメキが1番の思い出かもしれません!

    –ありがとうございます!今回も思い出を更新するのか、私も楽しみです!

    それぞれの得意な曲について

    –では皆さんの得意曲について聞かせてください。1人づつお願いします。

    福山:この曲!といったものはまだありませんが、タンスマンやテデスコなど近代の作曲家の曲が好きで得意です。今後、邦人作曲家の現代曲も弾いてみたいです。

    伊藤:私個人では近代音楽が好きですが、高須さんとのデュオでは鍵盤的な(ピアノ曲のアレンジなど)曲が得意です。

    高須:オハコってわけじゃないですが、ギタフェスだと藤井眞吾さんのラプソディー・ジャパンとかやりましたね。僕は勢いのある曲好きですが、暴走する傾向があるのでいつも伊藤さんになだめてもらっています。

    生田:オハコは無いです!でもだいたいどんなジャンルでも弾けるのは強みですね。でもそれって器用貧乏?強いて言うならリズミカルな曲は変拍子も含めて得意ではあります。クラシックやる前に弾いてたロックの影響でしょうか。

    山口、アレクサンドル:日本で唯一かもしれないヴァイオリンとギターの固定デュオの強みは、かなり豊富なレパートリーです!ルネサンス音楽からタンゴまで、全てのレパートリーが得意です!

    みんなの隠れた一面。

    –では最後に、それぞれ異なった質問していきたいと思います。福山さん、ギター以外で頑張ってることは?趣味でもOK

    福山:最近は友達と麻雀を打つのが趣味です。学校に麻雀マットを持って行って打っています。また、陸上部に入っていて短距離をやっています。陸上は、自分の体一つだけでできるのでとても楽しいです。

    –高校生で麻雀、将来有望だね!それでは伊藤さんと高須くんへ質問です。ぶっちゃけどっちがボス

    伊藤:練習時に曲全体でやりたい事の主導権を握ろうとする伊藤に対して、本番では高須さんの演奏力でグイグイ引っ張られています。よって練習では伊藤がボスで本番は高須Dがボスでしょうか、、。

    高須:えーなにこれw。まあ確かに伊藤さんがボスとして責任を取ってくれるので、僕が安心して好き勝手やれるみたいなとこあります。

    –ありがとうございます。では生田Pに質問。最近ハマっていることは?

    生田:バスケットボールが昔から好きなのでNBAのハイライトを見ることですね。最近はザイオン・ウイリアムソンという昨年入ったルーキープレイヤーが好きで良くチェックしてます。最近は日本人プレーヤーも2人居ますし、いつか本場に観に行きたいですね。

    –ではNGF in USAをやりましょうね(アメリカ行ってみたいw)。ではエクイノックスのお二人に質問!音楽作りで喧嘩することはありますか?

    アレクサンドル:私たちは普段は仲がよくて有名ですが喧嘩といえば練習中の、、。
    山口:そうね、唯一練習している時間のみ口論、もとい議論がたえません。お互いの〆言葉は「口を使わないで楽器を使って!」です。

    ありがとうございました!インタビューをしてみて私もますます当日が楽しみになりました!
    そしてこのメンバーにガブリエル・ビアンコが加わり、最高に贅沢なコンサートになりそうですね!

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