空を翔ぶ天才、山下和仁!!
2019年の情報です。
本年度の開催情報はホームページトップからご確認ください
諸君、山下和仁という漢の中の漢がいるのを皆さんご存知だろうか!?
能書きはいい。まずはご覧いただこう。クラシックギターの限界に挑む!
凄すぎるその経歴
どうだろうか?この演奏。
速すぎて聴こえない?度肝を抜かれた?
もちろん速さだけではない。世界三大コンクールをいずれも16歳(いずれも最年少)で優勝したという経歴からも彼の凄さがお分りいただけるだろう。
「地球上最速の男。」
「彼の後だけは絶対に弾きたくない。」
「悪魔が憑依した」
彼の天才ぶりは時にこんな言葉に準えられる。圧倒的なテクニックと爆発的な表現力は世界中に多くのファンを生んでいる。
鬼才?天才?いいや、彼は山下和仁であって山下和仁である。弄ばれる観客は曲が終わる前だというのに拍手をしてしまっている。
「フォーーー!」
こんな光景は山下かハードロックのライブ会場でしか見られない光景である。
是非次の動画も見てください。(個人的に一番好きな動画)
空翔ぶギター!
ほら4:00あたりなんかもう翔んじゃってる。
翔んでる!
ギターを弄んでいる。
空間を支配する、一人のギタリスト。
さてなぜこんな記事を生田Pが書いているかというと、
・・・・
・・・・
山下和仁が愛知県長久手市にやって来る!
11月16日(土)に山下が長久手にやってくるんです!
”長久手文化の家”という公共ホールの企画でまさかの山下和仁登場です。公演詳細はこちら
「ちなみに長久手ってどこ???」という方へ。
名古屋駅から電車で約30分です。ちょっと田舎。緑が綺麗で住みやすいところと評判です。
生田Pは一回しか行ったことないですが。あと、IKEAもあるね。
・・・・うん、長久手に山下和仁。
長久手に山下和仁。
・・・・・。
eeeeeeeeeeeeeee!!!!えええええ!?
「ギャラどうやって工面したんだ」(心の声)
(いや、実際いくらかとかは知らないんですけど。)
山下氏は世界でも有数のホールか、日本でも限られたところで年に数回しかお目にかかれないので、この機会は見逃せません。
そして選曲は何と!?
今回はゴヤのカプリチョスを全曲弾くそうです。
え!これ!?
すいません。こちらは柿とチーズの手作り(残り物)ピンチョス。
さて「ゴヤのカプリチョス」を分かりやすく説明すると、、、
ゴヤはスペイン出身の画家です。彼が書いた「ロス・カプリチョス」という80もの版画集があるのですがそれをもとにテデスコというイタリアの作曲家が24曲のカプリチョという曲を作曲しました。
それがギター界では通称「ゴヤのカプリチョス」と呼ばれております。
このカプリチョスがなかなかの曲者で、元々のゴヤの絵がやや幻想的、悪魔的、猟奇的とも言えるのですが、それをもとに近代至高の作曲家テデスコが作曲したため音楽的にもテクニック的にも「とにかく難しい」のです。一曲弾くのも結構大変です。
難易度MAXのゴヤのカプリチョス
どのくらい難しいかと言うと
ギタリストA「最近ゴヤのカプリチョス弾いてるよー」
ギタリストB「おお、マジか。なかなかやるじゃん」
となるレベルの曲です。
それを何と!山下が全曲弾くというではないか。全曲て、マジですか。。
そして投影も!
しかも当日はゴヤの絵も演奏に合わせて投影するらしいです。
何という芸術偏差値の高そうな企画。
山下和仁、彼は神か悪魔か。いずれにせよ地球上に他に替えがきかない稀代のギタリストであるのは間違いない。こんなにも代役が頼めないコンサートもなかなか無いですね。
もし仮に生田Pが「来年ゴヤ全部弾いてください!」って言われたら100パー断ると思いますw
フリじゃないよ、本当にそれは無理。他のこともあるしね(汗)
長久手にGO!
さあ時間がある人は長久手に行ってみましょう。こんな素晴らしい内容のコンサートなのにチケットは一般3,500円(驚安)となかなかに文化の家が暴走しております。企画した人は文化の家の生田さんという方です。Pではありません、念のため。でも暴走具合はPも同じくらいかもしれません。
それにしても11月の愛知県、盛り上がりまくっております。
山下和仁(11/16長久手文化の家)、そしてペトリット・チェク(11/29宗次ホール)も来る。
そしてコンクールも開催される。
まるで国際ギターフェスティバルのような11月になりそうです。