ガブリエル・ビアンコ
2017年の情報です。
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略歴
Gabriel Bianco。1988年フランス、パリに生まれる。5歳でギタリストになることを夢見た少年はパリ国立高等音楽院に弱冠16歳で入学を許可された。その後在学中に非凡な才能を発揮し、ウィーン国際コンクール(オーストリア)、コブレンツ国際ギターコンクール(ドイツ)など6つの国際コンクールで優勝し、卒業をする20歳の時には世界最高峰のGFA国際コンクールで優勝するという快挙を成し遂げ、一躍ギター界きっての逸材と噂されるまでになり、その後演奏家として各国から招待され始める。それから10年の時が経ち、彼は世界中で招聘されるほどの人気者となった。自由自在なテクニック、深い洞察力、そして類稀な歌わせ方で聴衆を常に魅了する。早熟の天才はいつしか世代を超える一流の演奏家となり、今回が日本初来日。名古屋の聴衆だけでなく日本中を賑わせてくれるに違いない。
ここがすごい
ギター戦国時代と言えるくらいに凄まじく上手い若手ギタリストが沢山いる最近のギター界の中でも圧倒的な光を放つ存在がガブリエル。先代スター達と対等に肩を並べて世界で演奏しているのはガブリエルが筆頭ではないでしょうか。特筆すべきはその色気と気品、上手いだけではなく個性が必要な厳しい世界で活躍する彼の魅力はやはりそこではないでしょうか。「なぜだろう、悔しいけど一瞬で心を持っていかれる」そんな体験をさせられる事間違いない。一押しのギタリストです。
NGFでの見どころ
今回彼が演奏するプログラムがポイントです。ド名曲シリーズですよ!当日はセビリアーナ、アストリアス、ヴェニスのテーマによる変奏曲、そしてなんとアラビア風奇想曲とかも弾いてくれるんですがこれは絶対面白い。今まで聞いた名曲が「神曲」になるのではないかと思います。