ギター合奏の魅力
今年の名古屋ギターフェスティバルでは、NGFギターアンサンブルによるヴィヴァルディ《四季》より「秋」を演奏します!《四季》といえば、クラシック音楽にあまり詳しくない方でも、一度はどこかで耳にしたことがあるのではないでしょうか。
ただし今回演奏するのは、もちろんオーケストラではありません。
クラシックギターだけです。
なぜ《秋》?
ヴィヴァルディの《四季》は、「春」「夏」「秋」「冬」の4曲からなる作品です。
多分一般的に耳にすることが多い春や冬に比べてこの4曲の中でも割とマイナー感は否めませんが、「秋」が描いているのは、収穫を喜ぶ人々の宴、酔っ払って眠ってしまう人たち、そして最後は狩りの場面。実はかなり賑やかで、動きのある曲なんです。これが四季を通して聴いてみると欠かせない存在になってくるんです。
そして今年のNGF名古屋公演は10月17日。
そう、まさに「秋」……という非常に分かりやすい理由もあります(笑)
そしてオーケストラの曲をギターだけで演奏する時は編曲が必要になりますがこの編曲は、タイのギタリスト・編曲家Pongpat Pongpraditによるものです。これがまた絶妙で原曲の良さを存分に引き出してくれております。原曲ではヴァイオリンを中心に弦楽器が縦横無尽に駆け回りますが、それを複数のクラシックギターで表現するのはこの編曲の良さが必要になります。
ギターという楽器は、一人でもメロディー、伴奏、和音を演奏できる楽器。
それが何人も集まると、同じ「ギター」という楽器だけなのに、それぞれがまったく違う役割を担当することができます。
速いパッセージを担当する人。
伴奏を刻む人。
低音で全体を支える人。
そして、それらが組み合わさった瞬間に大きな音楽が立ち上がります。
これはギターアンサンブルならではの面白さ。
いろいろなメンバーが一つの音楽を作る。NGFギターアンサンブルには、プロのギタリストだけでなく、大学生、社会人など、さまざまなメンバーが参加しています。年齢も普段の生活も、ギターとの付き合い方もそれぞれ違います。そんなメンバーが集まって、一つの作品を作り上げていく。
ソロ演奏とはまた違った、NGFならではのステージです。
もちろん、ヴィヴァルディの《秋》は簡単な曲ではありません。
練習では、
「ここ、合わない!」
「速い!」
「もう一回!」
……という場面も絶対にあります(笑)
しかし練習を重ねるたびに、それぞれのパートが少しずつ噛み合い、《秋》の魅力を伝えられるようになると思います。
ヴァイオリンでもない、オーケストラでもない、でもなんだかほっこりするクラシックギター。
そんなクラシックギターだけで奏でる、ヴィヴァルディの《四季》「秋」。
原曲をご存じの方には「ギターになるとこんな風に聴こえるのか!」という面白さを。
初めて聴く方には、たくさんのギターが一つになった時の迫力を。
10月17日、電気文化会館にて想いの詰まった「秋」を聴きに来てください
NGFギターアンサンブルの「秋」、どうぞお楽しみに!
公演詳細はNGF公式チケットサイトにてご覧ください!
公式チケットサイト→NGF STORE




