• 演奏者プロフィール | 名古屋ギターフェスティバル

    演奏者プロフィール


    コラム 

    斎藤優貴


    5歳よりギターを始める。これまでに大沢一仁、村治昇、鈴木大介、坪川真理子、荘村清志、江間常夫、金庸太、村治奏一各氏に師事。作曲を伊左治直氏に師事。日本ギターコンクール第1位、九州ギターコンクール第1位ほか国内多数のコンクールで優勝・入賞したのち、2016年よりフランツ・リスト・ワイマール音楽大学 (ドイツ)にてリカルド・ガレン氏に師事し学士課程を修了。現在、ロベルト・シューマン・デュッセルドルフ音楽大学 (ドイツ)の修士課程に在籍し、ホアキン・クレルチ及びアレクサンダー=セルゲイ・ラミレス両氏に師事。2020年度及び2021年度ロームミュージックファンデーション奨学生。モットラ国際ギターコンクール第1位 (イタリア)、コマルカ・エル・コンダード国際ギターコンクール第1位及び課題曲賞 (スペイン)、クリアカン国際ギターコンクール第1位 (メキシコ)、メルボルン国際ギターコンクール第1位 (オーストラリア)、ほか世界各地の国際コンクールでのこれまでの受賞数は53。日本人ギタリストの国際ギターコンクール最多優勝数・受賞数を更新し続けている。2021年、ギターの三大コンクールのひとつとされるミケーレ・ピッタルーガ国際ギターコンクール (イタリア) で第2位(1位なし) を受賞。日本人として28年ぶりの三大コンクールでの最高位受賞の快挙となり、世界中から大きな注目を集めた。
    2018年、クラシックギター界最大のフェスティバル連盟『ユーロストリングス』のアーティストに日本人・アジア人として初めて選出。これまでにドイツ、スペイン、フランス、イタリアをはじめ、世界15ヶ国32都市でコンサートやマスタークラス、コンクールの審査員などを務める。2022年、紀尾井ホールで開催された公益財団法人 日本製鉄文化財団主催、「紀尾井 明日への扉」で日本デビュー。同年、自身初のCDとなる「Treasures of Italy (イタリアの至宝たち)」をDotGuitar (イタリア) からリリース。2023年、メキシコで開催されたシナロア国際ギターフェスティバルにて、シナロア交響楽団と共演。同年、NHK-FM「リサイタル・パッシオ」に出演。コンサートによって現地の作品や、邦人作曲家の新しいギター作品を取り入れた斬新なプログラムは、国境を越えて多くの聴衆の好評を博している。さらに自身の作編曲作品や独自の演奏技術も多く披露され、その枠にとらわれない演奏スタイルなどから、いま世界で最も注目される日本人ギタリストとして活躍の場を世界各地へと広げている。

    高田英里佳

    5歳からピアノを習い始め、10歳からはアルトフィールド音楽教室にてクラシックギターを始める。高校時代には軽音楽部に所属したことをきっかけに、ロックギターも習得する。現在まで、船津ひろみ、森井英朗、熊谷俊之、小暮浩史に師事。またアルバロ・ピエッリ、ルベン・パレホ、トマ・チャバ、ハビエル・コントレラス、エドゥアルド・フェルナンデスのマスタークラスを受講する。第4回スペイン音楽国際コンクールのギター部門で首席(1位なしの2位)、スペイン大使賞を受賞(2019年)。2020年度タイ国際ギターコンクールにて第3位(2020年)。第11回J.S.バッハ国際ギターコンクールで第1位(2021年)。第46回GLC学生ギターコンクールで大学生の部第1位と全部門グランプリのGLC賞を獲得(2021年)。第2回名古屋国際ギターコンクールにて第1位(2021年)。エスタニスラオ・マルコ国際ギターフェスティバルにおけるコンクールにて部門1位と課題曲最高得点獲得者に与えられるエスタニスラオ・マルコ賞受賞(2023年スペイン、バレンシア)。東京外国語大学言語文化学部スペイン語学科卒業。現在スペインに渡り、ナバラ州立上級音楽院にてエドゥアルド・バランサーノに師事している。

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